50代後半(55~59歳)で不動産賃貸業・管理業に入ったら、年収いくら?【2024年厚労省統計・学歴別・男女別】

📌 このページについて: 不動産賃貸業・管理業は、賃貸仲介・プロパティマネジメント・ビル管理などを行う業種です。55~59歳は定年前の最終キャリアステージであり、経験と専門性が最大限に評価される時期。本ページは、55~59歳で不動産賃貸業・管理業に従事している方・転職を検討している方向けに、実際の給与水準を厚労省統計から分析したものです。

55~59歳は不動産賃貸業・管理業で定年前の最終キャリアステージ。2024年の平均年収697万円と、50~54歳(709万円)からやや減少しますが、男性大卒は1,020万円と1,000万円を突破しています。
厚生労働省の統計データから、学歴別・男女別の給与実態を正確にお伝えします。

データ出典: 政府統計の総合窓口「賃金構造基本統計調査」(2024年) | 対象: 民営事業所(10人以上)、55~59歳
年収算出方法: きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額

💰 2024年最新:55~59歳の給与実績

55~59歳で不動産賃貸業・管理業に従事している場合、2024年の給与は以下の通りです。過去15年平均を大幅に上回る高水準です。

【2024年】全体平均

697万円

月給45.6万 | 賞与150万

【15年平均】全体平均

598万円

月給39.6万 | 賞与122万

2024年 vs 15年平均

+99万円

+17%上昇

55~59歳で不動産賃貸業・管理業に従事している場合、2024年の年収は約697万円。月給は約45.6万円です。過去15年平均(598万円)と比較して99万円(+17%)高く、2024年は過去最高水準です。勤続年数16.6年、平均年齢57.4歳と、長期勤続のベテラン層が中心です。50~54歳(709万円)からは12万円減少しますが、男性大卒は1,020万円と1,000万円を突破しています。

🎓 学歴別:年収はいくら違うのか

55~59歳では学歴による年収差がさらに拡大。大卒と高卒では約392万円の差があります。

学歴 2024年年収 15年平均 月給(2024年) 賞与(2024年) 労働者数
大卒 902万円 749万円 56.8万円 220万円 12,880人
高専・短大卒 506万円 483万円 34.5万円 92万円 3,020人
高卒 510万円 480万円 36.0万円 78万円 7,430人

📊 学歴別年収の特徴

大卒が902万円と高水準を維持し、高卒との差は392万円。55~59歳は管理職・役員層が最も多く、大卒の賞与(220万円)が際立ちます。大卒の労働者数が12,880人と最多で、定年前の最終キャリアステージで高い評価を受けています。50~54歳(845万円)と比較すると57万円増加しており、最終キャリアステージでも年収上昇が続いています。

👥 男女で年収の差はいくら?【学歴別比較】

55~59歳では男女間の年収差が最大に。大卒で480万円の差があります。

学歴 男性年収 女性年収 男女差 男性月給 女性月給
大卒 1,020万円 540万円 +480万円 63.2万円 37.3万円
高専・短大卒 785万円 471万円 +314万円 46.7万円 33.0万円
高卒 629万円 379万円 +250万円 44.3万円 26.9万円

⚠️ 重要:男女年収差の実態

55~59歳では、大卒で男性が女性を480万円上回っています。50~54歳(260万円差)から220万円拡大し、男女差が最大となる年齢帯です。男性大卒は1,020万円と1,000万円を突破。一方、女性大卒は540万円と、50~54歳(650万円)から110万円減少しています。定年前の最終キャリアステージで、管理職・役員比率の差が年収差に表れています。

📊 過去15年:50代後半給与の推移

2010年から2024年まで、55~59歳の給与がどのように変わってきたのでしょうか。

📈 解釈: 2024年の全体平均697万円は、過去15年平均598万円を99万円(+17%)上回り、過去最高水準です。男性大卒は2024年に1,020万円と初めて1,000万円を突破。女性大卒は変動が大きく、2023年の827万円から2024年は540万円に減少しています。労働者数も9,850人(2010年)から30,170人(2024年)へと約3.1倍に増加しており、業界の拡大が続いています。

📅 年別データ一覧(2010年〜2024年)

過去15年間の55~59歳(不動産賃貸業・管理業)給与データを一覧で確認できます。

男女計・学歴計

月収 賞与 年収 平均年齢 勤続年数 労働者数
2024年45.6万150.3万697.4万57.4歳16.6年30,170人
2023年40.0万144.7万624.2万57.5歳14.3年20,020人
2022年41.9万147.9万650.6万57.5歳15.2年21,320人
2021年42.0万144.1万647.8万57.4歳16.1年20,650人
2020年40.6万127.1万614.1万57.3歳13.7年21,070人
2019年38.8万131.8万597.9万57.4歳14.8年12,490人
2018年40.2万128.1万610.2万57.5歳15.9年13,560人
2017年39.8万116.2万593.7万57.5歳14.7年11,100人
2016年38.0万133.9万590.4万57.5歳13.6年11,920人
2015年38.7万90.6万554.8万57.6歳12.9年10,040人
2014年38.2万91.0万549.8万57.7歳13.7年10,320人
2013年39.0万118.3万586.5万57.6歳14.4年10,790人
2012年34.7万89.9万506.4万57.7歳14.3年12,030人
2011年38.6万109.4万572.5万57.7歳13.2年8,600人
2010年38.0万111.2万566.7万57.7歳12.7年9,850人
15年平均39.6万122.3万597.5万57.5歳14.4年14,929人

男性・高卒

月収 賞与 年収 平均年齢 勤続年数 労働者数
2024年44.3万98.4万629.5万57.4歳12.2年3,890人
2023年38.2万99.5万557.6万57.6歳14.5年2,960人
2022年40.7万121.4万609.2万57.8歳15.4年2,990人
2021年41.2万132.6万627.1万57.7歳16.6年3,380人
2020年37.1万131.3万576.0万57.2歳13.1年3,680人
2019年36.1万100.4万533.2万57.2歳14.3年3,050人
2018年43.2万111.4万630.2万57.6歳14.8年2,920人
2017年36.1万97.2万530.0万57.6歳15.6年2,300人
2016年35.6万130.1万557.8万57.7歳16.8年2,970人
2015年36.0万72.3万503.7万57.7歳11.6年2,480人
2014年36.5万84.6万522.8万57.8歳13.1年3,010人
2013年38.1万106.7万564.1万57.8歳14.9年3,180人
2012年33.7万88.4万493.0万58.0歳16.6年3,760人
2011年38.1万113.2万569.9万57.9歳14.0年2,660人
2010年36.7万104.8万545.0万57.8歳11.4年3,680人
15年平均38.1万106.1万563.3万57.7歳14.3年3,127人

男性・大卒

月収 賞与 年収 平均年齢 勤続年数 労働者数
2024年63.2万262.0万1,020.2万57.5歳22.7年9,700人
2023年55.9万265.4万936.7万57.6歳18.6年6,740人
2022年56.2万235.1万909.6万57.6歳19.3年7,590人
2021年50.9万203.2万813.4万57.4歳17.8年8,960人
2020年53.6万187.4万830.6万57.2歳16.6年8,020人
2019年50.3万212.5万815.6万57.4歳18.2年4,580人
2018年48.6万186.7万770.1万57.2歳18.7年5,840人
2017年47.3万153.1万720.3万57.5歳16.7年5,180人
2016年47.5万189.6万759.7万57.5歳14.6年5,170人
2015年46.0万115.5万667.6万57.6歳13.8年4,620人
2014年46.2万117.6万672.1万57.7歳15.9年4,290人
2013年46.6万152.9万712.1万57.5歳14.6年4,640人
2012年42.1万115.4万620.2万57.6歳14.5年4,770人
2011年45.4万130.2万675.4万57.6歳13.3年3,640人
2010年48.0万153.6万729.4万57.7歳14.3年3,390人
15年平均49.9万178.7万776.9万57.5歳16.6年5,809人

女性・高卒

月収 賞与 年収 平均年齢 勤続年数 労働者数
2024年26.9万56.4万378.9万57.5歳10.9年3,550人
2023年24.4万46.4万339.0万57.3歳8.3年4,030人
2022年25.0万57.2万356.7万57.4歳10.1年4,030人
2021年27.8万72.6万405.7万57.1歳14.2年3,000人
2020年26.9万50.6万372.9万57.6歳10.7年3,060人
2019年25.1万51.8万352.4万57.5歳11.9年2,200人
2018年26.0万65.7万377.1万57.5歳11.8年1,500人
2017年26.6万39.2万358.3万57.4歳8.9年1,500人
2016年23.4万50.2万331.3万57.2歳9.4年1,650人
2015年22.3万45.1万312.6万57.4歳12.5年890人
2014年23.5万57.0万338.6万57.6歳11.0年1,330人
2013年23.5万55.8万338.2万57.4歳12.3年1,290人
2012年23.5万46.9万328.6万57.7歳11.3年1,720人
2011年21.7万46.9万307.1万57.6歳11.8年970人
2010年22.7万54.7万327.0万57.6歳11.2年1,500人
15年平均24.6万53.1万348.3万57.5歳11.1年2,148人

女性・大卒

月収 賞与 年収 平均年齢 勤続年数 労働者数
2024年37.3万92.4万540.3万57.3歳17.1年3,180人
2023年46.8万266.4万827.4万58.1歳21.9年820人
2022年42.3万163.5万670.6万57.1歳20.8年1,450人
2021年40.2万132.4万614.2万57.5歳16.3年720人
2020年40.8万136.6万626.6万57.2歳15.2年1,060人
2019年42.6万117.3万628.3万57.3歳13.6年440人
2018年27.1万54.0万379.2万58.6歳14.2年1,330人
2017年34.8万111.8万529.5万57.4歳14.7年280人
2016年28.9万66.5万413.8万57.1歳9.0年350人
2015年28.4万63.2万404.0万57.8歳11.5年410人
2014年31.9万73.1万455.3万56.5歳11.2年260人
2013年26.1万58.4万371.8万57.2歳12.6年270人
2012年27.7万67.6万400.5万57.0歳10.5年320人
2011年29.3万90.9万441.9万56.7歳13.7年180人
2010年34.3万75.3万486.9万56.6歳14.1年170人
15年平均34.6万104.6万519.3万57.3歳14.4年749人

📊 取引業との給与比較:安定性 vs 高収入

不動産業界には「取引業(売買仲介)」と「賃貸業・管理業」があります。55~59歳での給与差を比較します。

業種 2024年年収 15年平均 特徴
不動産賃貸業・管理業 697万円 598万円 安定性高い、固定給多い
不動産取引業 887万円 805万円 歩合制、変動大きい
差分 -190万円 -207万円 取引業が大幅優位

⚠️ 重要: 55~59歳では取引業(887万円)が賃貸業・管理業(697万円)を190万円上回っています。取引業はこの年齢帯が年収のピーク(887万円)であり、長年培った人脈・経験が高額取引に結びつきます。一方、賃貸業・管理業は安定した固定給が特徴で、景気変動の影響を受けにくい利点があります。60歳以降の継続雇用を見据えると、賃貸業・管理業の安定性が優位になる可能性があります。

⚖️ 50代後半のキャリア選択:メリット・デメリット

✅ 賃貸業・管理業のメリット

  • 男性大卒1,020万円:1,000万円突破
  • 過去最高水準:15年平均+99万円
  • 労働者数3.1倍:業界拡大継続
  • 勤続16.6年:長期雇用が評価
  • 60歳以降の継続:安定性が強み

❌ 賃貸業・管理業のデメリット

  • 取引業より190万円低い:年収差大
  • 学歴格差:大卒と高卒で392万円差
  • 男女差最大:大卒で480万円差
  • 女性大卒540万円:50-54歳から減
  • 高卒女性379万円:伸び悩み

→ 結論: 55~59歳は賃貸業・管理業で697万円と定年前の最終キャリアステージ。男性大卒は1,020万円と1,000万円を突破し、過去最高水準です。取引業(887万円)との差は190万円ですが、60歳以降の継続雇用を見据えると安定性重視の賃貸業・管理業が有利です。定年後のキャリアを見据えて、管理職経験と専門資格を活かした継続雇用の準備が重要です。

❓ よくある質問

統計データから見ると、55~59歳の697万円は過去15年平均(598万円)を99万円(+17%)上回る過去最高水準です。50~54歳(709万円)からは12万円減少しますが、男性大卒は1,020万円と1,000万円を突破しています。定年前の最終キャリアステージとして、十分な水準と言えます。

統計データから見ると、55~59歳では取引業(887万円)が賃貸業・管理業(697万円)を190万円上回っています。取引業は55~59歳が年収のピーク(887万円)であり、長年培った人脈・経験が高額取引に結びつきます。一方、賃貸業・管理業は安定した固定給が特徴で、60歳以降の継続雇用を見据えると安定性が強みになります。

統計データから見ると、主な要因は:(1)管理職・役員比率の差、(2)賞与の差(男性262万円 vs 女性92万円)、(3)月給の差(男性63.2万円 vs 女性37.3万円)です。50~54歳(260万円差)から220万円拡大し、55~59歳で男女差が最大となっています。

統計データから見ると、50~54歳(709万円)から55~59歳(697万円)への移行で12万円(-2%)減少。大卒は845万円→902万円(+57万円)と増加しますが、女性大卒は650万円→540万円(-110万円)と大幅減少しています。男性大卒は910万円→1,020万円(+110万円)と伸び、1,000万円を突破しています。

統計データから見ると、60歳以降も働き続けるためには:(1)賃貸不動産経営管理士などの専門資格の維持・更新、(2)マネジメント経験の蓄積、(3)顧客・人脈の維持、(4)業界知識のアップデート、(5)健康管理が重要です。賃貸業・管理業は安定した固定給構造のため、60歳以降の継続雇用においても取引業より有利な面があります。

💼 関連情報:年齢別・業態別の給与比較

統計データから見えた給与水準を理解したら、次のステップへ。
キャリア目標に応じた選択を支援するコンテンツ:

📊 50~54歳の給与実績

50代前半の給与水準を確認。キャリアの成長度を比較できます。

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📋 データ出典・算出方法

出典: 政府統計の総合窓口「賃金構造基本統計調査」(厚生労働省)
対象: 民営事業所(常用労働者10人以上)、不動産賃貸業・管理業、55~59歳
年収算出方法: きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額
データ期間: 2010年~2024年(15年間)

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